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2021年10月28日

ハンガリーワイン&パーリンカ協会、発足

ハンガリーワイン&パーリンカ協会がこのほど、発足しました。

https://www.hungarywine-palinka.com/

「ハンガリーの芸術や文化を通してハンガリーのお酒を紹介し、普及していくこと」が目的で、試飲付きのセミナーを偶数月に開くほか、年1回のスペシャルセミナーや懇親会を予定されています。

代表理事のお1人は、ハンガリーワインをはじめとした飲食物を輸入するAZGROUPプレジデントの東孝江さん。10月16日に東京のアーク・カラヤン広場で開かれたハンガリーフェスティバルでお目にかかり、「協会が発足する」と教えてもらいました。

​「協会について」の記載には「ハンガリーワインの歴史は古く紀元前からワイン栽培が行われており、原産地統制も1737年と世界で最も早く導入されています」とありました。原産地統制の話は知らず、勉強になりました。

また、「一時期は世界第3位の生産国であり個性豊かな固有品種により比較的知られている牡牛の血と呼ばれるエグリ・ビカベールや神々のネクターと称されるバダチョニをはじめ甘口スタイル以外にも注目に値する素晴らしいワインたちが多く造られてきました」との記載に同感。「2018年以降毎年、英国のソムリエワインアワードで多くのハンガリーワインが賞を受賞。2020年ブダペストのワインバー2件がワインスペクテーターで優秀賞を受賞」との話は知りませんでしたが、「質においてもその価値の高さが認められ始めています」には、まさにその通りと思いました。

フルーツブランデーのパーリンカについては「様々なフルーツで造られているため豊かな香りと度数のわりにクセがない飲み心地で

一度味わえば他の種類も次々と試したくなるようなお酒ですが日本ではまだ希少な存在です」とあり、はまりつつある私として納得の記載でした。

​「このような魅力あふれるハンガリーのお酒たちを当たり前に見かけ、楽しめるようになるようになること」を願って協会を発足させたとのこと。微力ながら、貢献したいと思い、入会しようと思いました。

                          La Barat 飯塚隆志