事業化こそ、その国を知る近道
何本も持ち帰り、バーのマスターやソムリエ、友人、知人に飲んでもらい、高い評価が得られました。特に香りに対する評価が高く、輸送の壁さえ乗り越えれば、多くの日本人に支持されると感じました。大学時代の仲間2人も事業化への労をかってくれました。2人ともトカイワインとハンガリーという国に魅力を感じたからです。
日本においてハンガリーとワインは結びつきにくいため、販売先の中心を飲食店にする予定でした。試飲会を開いてその良さを知っていただいて、扱っていただく。そんな方針でしたが、新型コロナウイルスの影響もあって、ネット販売にも力を入れることにしています。レストランやバーへの展開は徐々に、徐々にということになると思いますが、多くの人にトカイワインを含むハンガリーワインの魅力、そしてハンガリーという国そのものの魅力を知っていただき、日本とハンガリーの友好関係発展に少しでも貢献できればと考えています。
La Baratという社名は、トカイワインにゆかりの深いフランスの定冠詞「La」と、ハンガリー語「Barat(友)」を併せています。
2020年7月1日 株式会社La Barat
代表取締役 飯塚隆志