ハンガリーの中のアメリカ
飯塚の中でハンガリーは親日国であり、アジア人意識のある国なのですが、フランス在住10年、ハンガリー在住1年半近くになると、見え方も変わってくるようです。
下記は、Champion WineのKissオーナーとの橋渡しをしていただき、私が現地に渡れば一緒になって、そして私が日本にいるときは調整役として動いていただいている西川浩樹さんのFacebookの書き込みです。
「Hungary の中のアメリカ。
戦前や56年事件以後に米国、欧州他国に逃れたハンガリー人は多い。
『刑事コロンボ』のピーター・フォークはハンガリー移民の子。ジョージ・ソロス(ショロス)も。フランスのサルコジー(シャルコジー)氏も。
亡くなったフランスのスーパー・スター、Johnny Hallyday へのフランス人の熱烈な支持など見ても、欧州人のアメリカという国への反感と憧憬の同居には、私は不思議な感覚を覚えることが多かった。しかし、その憧憬の感じはハンガリーの方が強いと思う。
ちなみに、昨今のハリウッドの映画の歴史的な場面の撮影は、ブダペストで行われている場合が少なくない。時代考証し巨費をかけてセットを作るより、本物がそのままあるブダペストで撮影した方が楽だから。もっとも、歴史ものに限らず、B.ウィリスの Die Hard などでさえそう。」
ピーター・フォークがハンガリー人であり、父親だったか祖父だったかが国会議員だったことを教えてくれたのも、西川さんです。
ブダペストを歩けば、往年のヨーロッパの雰囲気を存分に味わえますが、ハリウッドの撮影が行われていたとは。。勉強になります。
(Photo:Kohki Nishikawa )